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我慢するとは?

児童デイサービスに通う子どもたちのケアプランを見直す時期が来た。これが結構骨の折れる作業で、いつものことながらスタッフは頭を悩ます。

子どもが通う学校の先生、地元のコーディネーター、そして親、ウチ、とケアの大鉄則、「情報交換と共有」「連携」が生かされるときでもある。今後の目標の内容によっては、各家庭で努力していただかなければいけないこともある。

たとえば、養護学校に通うAくんの場合。高学年に差し掛かり、周囲からの「目」もついつい「おにいさんだから」という目で見られがち。しかし本人はいたってマイペース。

自分の気に入らないことが少しでもあれば、噛み付く、引っかく、泣きわめく。(かくいう私の腕にはいくつもの歯型のあと・・・)

いわゆる「我慢」「待つ」ということができない。しかし、この「我慢」というやつがなかなか彼らにはやっかいで、「今」「すぐに」叶えられないとダメなのだ。

これは自閉傾向の子どもに顕著に現れる。しかし、高学年になりつつあり、周囲も「おにいちゃん」であることに期待をすると、その幼稚さが目立つようになり、ますます親も対応に困ってしまう、ということがある。

三つ子の魂百まで、とはよく言ったもので、やはりかなり小さなうちからの「我慢」という力を身に付けることが大事だ。

さて、このお母さんはAくんが泣き出しパニックを起こすと、手に負えないのでついつい欲しがるものをなんでも与えてきたらしい。 デイの帰り、お腹がすいたら、コンビ二でお菓子や惣菜を「立ち食い」させて家に帰る。 家では喜ぶことを時間をあまり決めずにさせる。(水遊び、紙をつぎる) 学校からの宿題ももちろんするわけもなく、泣いて怒ったら「させずにおく」。

思うに、学校やデイがいくら頑張って「我慢」を教えようとしても、 しょせん、限界がある。

子どものしつけは家庭から。 そんなことを考える毎日だ。

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