障害児者福祉

英国訪問まであと3ヶ月 その1

夏の平均気温は20度。晴れる日はあまりなく、

曇りや雨の日が多いらしい。

パリに住む叔母がたまにロンドンへ遊びに行くと、

決まって「偏頭痛がする」と言っていた。

今の時期は札幌よりも気温が低く、肌寒いそうだ。

英国。

歴史と伝統の国。立憲君主制。島国。

これだけ書けば、なんとなく日本と似ているような気がするし、

堅苦しいイメージもつきまとう。


しかし、

ビートルズ、クイーン、ローリング・ストーンズ、デビッド・ボウィー、スティング、etc

を生んだ国。

(U2のボノはアイルランドの出身だということを最近知った。UK出身ではなかった)


学生の頃、ブリティッシュ・ロックに傾倒、いつかは、あこがれのロンドンへ!!と

夢を膨らませていた十代・・・それからン十年の歳月は流れたものの、

昔とは違った思いで3ヵ月後、英国へ向かうことになろうとは・・・

(つづく)


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成長するということ

私たちの団体は今から約4年前に産声を上げた。

設立時は私も短大出たてで、専攻は高齢者の介護福祉。

障害者福祉の右も左も分からず、さまざまな失敗を積み重ねながら

今日まで来た。

立て続けに起こるアクシデントやクレーム。

眠れない日々が続いた。


何がいけないんだろう。

何が足りないんだろう。

自問自答の日々。


振り返れば、

ほんとうにいろいろなことがあった。


でも、

子どもたちの笑顔が私を成長させてくれた。

子どもたちの泣き顔が私を成長させてくれた。

子どもたちの怒る顔が私を成長させてくれた。


パニックや問題行動の裏には、

支援する側にも問題があるということも気付かせてくれた子どもたち。


みんなありがとう。これからもよろしくね。


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「だいすき!!」ドラマのタイトルです。

昨晩、初めて見た。

実は、この手の番組はあまり見ない。

番組を作る側の

知的障害に対する認識が甘いなぁ~と感じることがたびたびあったから。

オーバーな演技も辟易していた。

いわゆる食わず嫌いかも。

しかし、今回はすんなり見ることができた。

主役の「ゆず」福原柚子の香里菜がいい。

表情やしぐさ、子どもへのまなざしもいい。

障害特性もきちんと表されていて、

自然な演技で好感が持てた。

(多少オーバーなところもあったが・・・)

番組最後のテロップに

「全日本手をつなぐ育成会」監修

と出たので、なるほど、と思い納得した次第です。


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「自立」の意味

先日、
自閉症の子どもを持つお母さんと「自立」について話をした。

ちなみに、辞書には

自立とは、

『他への従属から離れて独り立ちすること。
他からの支配や助力を受けずに、存在すること。』

とある。

「息子さんの自立についてどう考えていますか」

今となっては、非常に恥ずかしい質問をしたと後で悔やんだ。

私は、今の今まで、「自立」とは「自分ひとりで自活すること」と考えていたから、

「自立など無理です」あるいは、

「まだ、なにも考えられません」などの答えがあるものと思っていた。

とても意地悪で意味のない質問だと思われても仕方がない、と思ったが

答えを待った。

しかし、お母さんはゆっくりとこう語った。

「いろいろな方の支援や援助を受けながらの自立の方法をと考えています。例えば、
グループホームでヘルパーさんに見守られながら生活することも自立だと」

彼らが地域の人たちに見守られながら、生活をすることが出来る将来。

それを実現できるように私たちも頑張っていきたいと思う。

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散歩にて

うす曇りの寒い午後、
デイサービスに通うBくん(難聴・重度知的障害)を連れ、
散歩に行った。

Bくんとのコミュニケーションは手話と指文字そしてゼスチャーである。

彼は視覚障害者用の点字ブロックや
しましまでオレンジ色の路側帯、電柱に巻かれた、黄色と黒の帯に
かなりこだわりを持ち、その先に見えるや否や、一目散でダッシュし、
まず触り、感触を確かめ、私に手話で「丸い」「四角い」「長い」などと
報告して次を目指す。

そのときのBくんはすごく嬉しそうだ。

1時間が来ようとした頃、雨が降ってきてしまった。
たいした雨ではないだろうとタカをくくって歩いていたが、
ジャンパーには大粒のしみがたくさん出来て、
さすがに、

「これはまずいかも」

慌てて、事務所に電話をかけ、事務員さんに迎えにきてもらう。

気持ちの切り替えがうまくできないBくん、
頭をぱんぱん叩き始め、帰ろうと促す私に必死に抵抗する。

むりやり連れて帰るのは避けたかった。
わだかまりができるから。
本人にきちんと納得してもらわないと、いけなかった。

Bくんごめん。
こんどはちゃんと準備してから行こう。


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我慢するとは?

児童デイサービスに通う子どもたちのケアプランを見直す時期が来た。これが結構骨の折れる作業で、いつものことながらスタッフは頭を悩ます。

子どもが通う学校の先生、地元のコーディネーター、そして親、ウチ、とケアの大鉄則、「情報交換と共有」「連携」が生かされるときでもある。今後の目標の内容によっては、各家庭で努力していただかなければいけないこともある。

たとえば、養護学校に通うAくんの場合。高学年に差し掛かり、周囲からの「目」もついつい「おにいさんだから」という目で見られがち。しかし本人はいたってマイペース。

自分の気に入らないことが少しでもあれば、噛み付く、引っかく、泣きわめく。(かくいう私の腕にはいくつもの歯型のあと・・・)

いわゆる「我慢」「待つ」ということができない。しかし、この「我慢」というやつがなかなか彼らにはやっかいで、「今」「すぐに」叶えられないとダメなのだ。

これは自閉傾向の子どもに顕著に現れる。しかし、高学年になりつつあり、周囲も「おにいちゃん」であることに期待をすると、その幼稚さが目立つようになり、ますます親も対応に困ってしまう、ということがある。

三つ子の魂百まで、とはよく言ったもので、やはりかなり小さなうちからの「我慢」という力を身に付けることが大事だ。

さて、このお母さんはAくんが泣き出しパニックを起こすと、手に負えないのでついつい欲しがるものをなんでも与えてきたらしい。 デイの帰り、お腹がすいたら、コンビ二でお菓子や惣菜を「立ち食い」させて家に帰る。 家では喜ぶことを時間をあまり決めずにさせる。(水遊び、紙をつぎる) 学校からの宿題ももちろんするわけもなく、泣いて怒ったら「させずにおく」。

思うに、学校やデイがいくら頑張って「我慢」を教えようとしても、 しょせん、限界がある。

子どものしつけは家庭から。 そんなことを考える毎日だ。

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